【阪神】「いいところで1本打てる選手」藤川監督も期待寄せる29歳が骨折から1軍復帰

阪神対広島 練習を見守る阪神藤川球児監督(中央)(撮影・前田充)

<阪神-広島>◇9日◇甲子園

優勝争いの終盤戦を戦う阪神の戦力が整ってきた。

8日の広島戦(甲子園)は今季14度目の雨天中止。この日は豊田寛外野手(29)と畠世周投手(32)が1軍に合流していた。

豊田は沖縄春季キャンプ中の2月7日に、シート打撃で右手首に投球を受けて骨折。その後リハビリを経て、6月中旬の2軍戦で実戦復帰していた。

畠は6月13日オリックス戦(京セラドーム大阪)で右手中指の違和感で緊急降板。約3カ月ぶりの1軍となる。

藤川球児監督(46)は「春に大けがを、豊田もしましたけど、私自身もそういう経験があったからこそですけど、最後にどういう一歩を迎えるのかを問われるのがアスリートですから。諦めないという心自体が、野球ファンの、アスリートを応援するファンの方々に対しても応援する活力ですから、僕自身もそういう思いが常にありましてね」と話した。

豊田は指揮官に就任直後の24年秋季キャンプでMVPに選ぶなど、かねて期待してきた存在。「しばらくかかりましたけど、豊田もやっと上がってきましたので、代打として春からずっとほしかった選手ですから、代打というかいいところ1本打てる選手ですから、期待しますね」。負けられない試合が続く中で、大きな戦力となるかもしれない。