<ソフトバンク3-2日本ハム>◇10日◇みずほペイペイドーム
「強かった。今年のホークスは強かったね。見習うところはたくさんあった」。日本ハム新庄剛志監督(54)は、潔く敗戦を受け入れるしかなかった。首位ソフトバンク相手に敵地福岡で、同一カード3連敗。みずほペイペイドームでは1勝10敗と散々な成績で、5勝17敗2分けと大きく負け越し、同カード今季最終戦を終えた。
体調不良から復帰した加藤貴は、3イニング連続で1発を浴びたものの、7回3失点と試合をつくった。だが、打線が沈黙。7四死球とチャンスをもらいながら、生かせない。1-1と追いついた直後の3回1死満塁では、4番野村が三ゴロ併殺打に倒れ、2-3と1点差に詰め寄った8回も、2死満塁から進藤が空振り三振で、たたみかけることができなかった。
対戦防御率5点台と、ソフトバンク戦だけ突出して悪かった。「ボッコボコに打たれた。素直にやられましたね」と指揮官。完敗を認めつつ「CSに出て、勝ち上がって、こういうシーズンだからこそ、逆に勝つかもしれないしね」と、顔を上げた。「話は別、短期決戦は。勝ち進めば(相手にとって)気持ち悪さはあるかもしれない。挑戦したいです」と、雪辱の機会を見据えた。【中島宙恵】