<阪神0-1中日>◇13日◇甲子園
阪神が延長11回の末に敗れ、今季ワーストを更新する5連敗を喫した。2試合連続「0-1」負けは、24年7月19、20日以来2年ぶり。5日DeNA戦の初回から47イニング適時打がない「タイムリー欠乏症」に陥っている。藤川球児監督(46)は「今日に関してはバットが振れていなかった。悔しさを力に変えるというか、各自が思うところはあると思う」とナインに奮起を促した。
先発才木は9回無失点。右腕の熱投に応えたかったが、甲子園に充満したのは虎党のため息ばかりだった。9回1死二、三塁の絶好機は大山が空振り三振。なお2死満塁。ここで9月無安打も満塁打率5割だった坂本に託したが、右飛に終わった。
坂本に代打も考えられたが、藤川監督は坂本の奮起と延長戦を見据えた守りを重要視した。試合後の会見では「選手がその打席に賭けるところ。勝負の中ですからね。そのあとの守りもあるし。攻撃とは言いますけれども。これは勝負の中の一つですから」と説明。粘り勝った相手先発の高橋宏をほめるしかない。
1点を追う11回裏は森下、佐藤、大山のクリーンアップも無得点。この日は3人で14打数1安打と快音が響かなかった。今季甲子園では24勝25敗(1分け)となり、ついに本拠地で「借金」を負った。2位巨人が敗れて優勝マジックは一つ減って16になったが、ゲーム差0・5は変わらない。再び1・5差に広げるチャンスでもあった。トンネルが、長い。【只松憲】
阪神坂本(9回2死満塁で右飛)「僕が打てなくて、僕が打たれて負けている。僕がちゃんとすれば、今日勝っていたと思うので。残りも少なくなってきていますけど、なんとか僕のおかげで勝てたという試合が作れるように、頑張りたいなと思います」
▼阪神が0-1で敗れて今季ワーストの5連敗。阪神は12日巨人戦も0-1で黒星を喫しており、2試合連続の完封負けは24年7月19日広島戦、20日同戦以来。前回も2試合続けて0ー1敗で敗れている。この5連敗中の得点は2→1→1→0→0の計4点のみ。この間は走者を得点圏に置いて21打数1安打、打率4分8厘の貧打ぶり。チャンスであと1本が出ず白星を挙げられない。なお、現時点の最短Vは23日。