【ソフトバンク】柳田悠岐がパ3連覇の一翼担った 3年ぶり年間規定打席到達、1軍完走も視野

オリックス対ソフトバンク 優勝を決めて笑顔を見せるソフトバンク柳田悠岐(撮影・宮崎幸一)

<オリックス1-7やんがソフトバンク>◇17日◇京セラドーム大阪

ソフトバンクが3年連続、1リーグ時代から通算24度目のリーグ優勝を決めた。優勝回数は巨人の48度に次いで多く、23度で並んでいた西武を上回った。リーグ3連覇以上は21~23年オリックス以来で、ソフトバンクでは南海時代の51~53年と64~66年以来、60年ぶり3度目だ。小久保監督は就任3年目で3度目のV。3連覇以上を達成した監督は12人目で、新人から3年連続優勝は86~88年森監督(西武)21~23年中嶋監督(オリックス)に次いで3人目になる。

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柳田悠岐外野手(37)が恩返しの完全復活を遂げ、リーグ3連覇の一翼を担った。

小久保監督が現役時代に背負った背番号9の継承者。指揮官とは2年間チームメートとして戦ったこともある。尊敬の念から15年に2年間空き番号だった今の9番を引き継ぐ。有名な話に遅刻した会食の場で「背番号(9)をください」と頭を下げ、頼んだ。小久保監督は以前に当時を「受け渡しを許可した伝説の日」と語っていた。

24年からは監督と選手の立場になった。就任1年目に指揮官は「柳田と近藤に『毎試合スタメン表に名前が書ければいい』と。それがレギュラー。そこが彼らにとってはすべてです」とミッションを与えていた。だが、期待に反して故障に泣いた。24年は右太もも裏、25年は右膝。いずれも大けが。2年連続の長期離脱。大半をリハビリで過ごし、直近2年間で計72試合の出場にとどまった。

2年越しの約束を果たす1年になろうとしている。今季はここまで118試合に出場。打率2割9分4厘、17本塁打、63打点と主力の地位を取り戻した。自身3年ぶりの年間規定打席に到達し、小久保政権3年目で初めての1軍完走も視野に入っている。

「ケガなく来られているのはいいことかなと。試合に出られている喜びはあります」

名実ともにスター選手へ駆け上がっていたホークスの顔。尊敬する小久保監督とともに歓喜の瞬間を迎え、万感の思いだった。

【動画】小久保監督を胴上げ 7度宙に舞う>>