ラスト登板で2冠チャレンジだ。ソフトバンク小久保裕紀監督(54)が、19日楽天戦(楽天モバイル最強パーク)で先発する前田悠伍投手(21)について「悠伍は明日が最後になるかもしれない。もう優勝が決まったので」とレギュラーシーズンラスト登板にする考えを明かした。
前田悠は開幕から無傷の12連勝中で、オリックス・エスピノーザと並びリーグトップ。13勝目を挙げれば最多勝だけでなく最高勝率の条件にも到達し2冠が見えてくる。シーズン無敗での最多勝は13年に24連勝した楽天の田中将大(現巨人)以来となる。そうなれば高卒3年目での新人王はもちろん、MVPも見えてくる。
破竹の9連勝でゴールテープを切った小久保ホークス。現場、フロントには開幕からフル回転の左腕にはCS前の休養も必要という考えもあり、現在のスケジュールなら13勝チャレンジは19日の一発勝負となる見込みだ。
前田悠は前日17日オリックス戦の試合前練習後にチームよりひと足先に仙台入りし、ビールかけには参加しなかった。マジック2や1で登板する可能性もあったため、試合に備える必要があった。前田悠は「まだあと2つありますから」とCS、日本シリーズでのビールかけ参加を目標に挙げる。まずは19日のマウンドでしっかりと白星をつかみ取りポストシーズンに向かう。【石橋隆雄】