【阪神】大竹耕太郎、原点回帰の直球で7回無失点「ガン表示では変わらない」連勝呼ぶ72球

阪神対広島 阪神先発の大竹耕太郎(撮影・上山淳一)

<阪神2-1広島>◇18日◇甲子園

阪神大竹耕太郎投手(31)が7回2安打無失点の快投で今季6勝目を手にした。前日17日にチームは7連敗がストップ。再加速を目指す一戦で立ち上がりから安定感抜群だった。

まずは先頭の大盛、菊池を連続三振。ストレートとチェンジアップを中心に緩急をつけ、文字通り広島打線を手玉に取った。「やっぱり基本の真っすぐの強さ。(スピード)ガン表示では変わらないかもしれないけど、バッターを刺せるかどうか、芯に当てさせないような状態だったと思います」。直球が走れば変化球も生きる。大竹の言葉を借りれば「そういう相関がある」なかでかみ合った。

今季大竹は12勝を挙げた阪神移籍初年度の23年を思い出していた。「真っすぐでどんどん押していた。50%くらいは真っすぐ。もう一度原点に立ち返って、真っすぐをどうしていくかをいろいろ考えた」。それはこの日の登板前に関わらない。シーズン通して投手の基本を見つめ直した。5回まで完全投球。原点回帰の連続が実を結んだ。

9月6日DeNA戦では3回途中3失点でKO降板した。一度は2軍降格を覚悟。背水の陣でマウンドに立ち、危なげない72球を披露した。左腕が甲子園でシーズン8敗ならば96年湯舟以来30年ぶりだったが、不名誉記録も回避。再び信頼を取り戻した。【只松憲】

【プロ野球スコア速報】はこちら>>