<オリックス7-4日本ハム>◇19日◇エスコンフィールド
2回2死二塁に日本ハム伊藤から先制の中越え適時打を放った「6番右翼」の山中稜真捕手(25)は“残業”をいとわない。
「(心を)リセットする意味ですね」。8月28日のソフトバンク戦、チームで最後に本拠地の駐車場を通ったのは、2戦連続で山中だった。27、28日はビハインドの展開の9回に代打で登場し、両日ともに二ゴロに倒れた。
「室内で打っていました。凡打で終わって、気持ち悪いイメージのまま明日の練習を迎えたくないので」
ナイターの日は昼には球場入り。午後1時には本拠地で早出練習を開始し、チームの打撃練習後のビジターチームの打撃練習中には自チームの打撃投手に頼み、室内練習場で“おかわり”。「スタメンで出ていない時は、練習できる時間がある」。
夏場は途中出場が中心で勝敗に関係なく代打出場の試合後は、自ら「練習時間を確保したい」と30分~1時間打ち込むことはザラだ。「今までは、スタメンで出るための準備をしていた。出られない時は(空いた時間を)練習に充てたい」。本拠地、敵地ごとに最大限の準備に励む。早出のない敵地はチームのウェート器具を借りてトレーニングに集中する。
今季前半にブレークした25歳。ユニホーム姿やタオルを手に声援を送るファンが増えてきた。「ありがたいですよね。去年と比べたら全然。時々見上げるとタオルがあって、うれしいですね」。理想とするスタメン出場で、残り試合も輝いていく。【中島麗】