【日本ハム】「ここだけでいいやっていう意識で」柴田獅子“諦めの境地”でプロ1号

日本ハム対オリックス 6回裏日本ハム無死、本塁打を放つ柴田獅子(撮影・黒川智章)

<日本ハム4-7オリックス>◇19日◇エスコンフィールド

二刀流に取り組む日本ハム柴田獅子投手(20)がプロ1号をかっ飛ばした。

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いい意味での“諦めの境地”が日本ハム・柴田のプロ1号につながった。1年目は投手としてデビューを飾り、2年目の今季は二刀流出場からプロ初安打を放つなど、打撃の進化が目覚ましい。そのきっかけとなったのが、昨年までの経験を踏まえて「投げる方のメンタルと打つ方のメンタルは180度違う。昨年は結構、そこにやられてました」と、考え方をガラリと変えたことにある。

「ピッチャーだったら9つの場所に配球して、完璧な投球をしないといけない」。一方で「バッターでそれをしていたら多分打てない。9個あるなら、そのうちの3個のゾーンを待ってれば、いずれそこに投げてくる。僕も、そこに投げちゃダメだと思いながら絶対投げてしまう。そこを1発で仕留めれるかどうか」。

「バッターは諦め。僕はバッターも完璧を求めていて、全部の球を打つイメージをしていて、それで打てなかった。ここだけでいいやっていう意識で待っていたら、ある意味楽になった。開き直りです」。

まだ高卒2年目。そう言い切って、自分の考えを体現できる身体能力も、驚きだ。【永野高輔】