元巨人クロマティ氏、電動車椅子でイベントに登壇 背中手術でリハビリ中「絶対に諦めないで」

映画「4アウトーもう一度、プレイボールー」公開記念トークイベントに出席た、左からクロマティ氏、ラミレス氏、黒島結菜、井端弘和氏、山本浩二氏、小池百合子東京都知事、吉田葵、松本利夫、大久保朋果江東区長、寺田ユースケ

プロ野球の巨人などで活躍したウォーレン・クロマティ氏(72)が19日、東京・海の森水上競技場で行われた出演映画「4アウト-もう一度、プレイボール-」(11月6日公開、稲垣壮洋監督・脚本)公開記念トークイベントに出席した。

東京に初めて結成された身体障害者野球チーム「東京ブルーサンダース」創設の実話をもとにした小説を映画化した感動の物語。プロ野球界の“ミスター”こと故長嶋茂雄さんが「挑むことを諦めない。だから人生は楽しい」と熱いエールを送ったことでも知られ、主演を相葉雅紀が務めた。

クロマティ氏は電動車椅子に乗って姿をみせた。大歓声に迎えられると両手をあげて応え、日本語で「はーい、みなさまこんばんは。よろしくおねがいします」とあいさつした。

車椅子生活については「ちょっと前に二カ所、背中の手術をしまして」とリハビリ中であることを明かした。今回の映画も体の不自由な人たちが立ち上がる姿を描いており「手術以来、体の不自由な方がどんな状況なのかわかってきました。みなさんも、今、車椅子にいるといっても絶対に諦めてはだめですよ」。英語で繰り返し「ネバーギブアップ!」と呼びかけた。

イベントには野球界から、野球日本代表「侍ジャパン」監督経験のある山本浩二氏や井端弘和氏のほか、ヤクルトなどで活躍したアレックス・ラミレス氏も登壇。小池百合子東京都知事や大久保朋果江東区長も姿をみせてあいさつした。

また、日本野球界の発展を願って25年に設立された一般財団法人「球心会」から、王貞治代表と栗山英樹副代表、上原浩治氏もビデオメッセージを寄せた。

クロマティ氏は広島でプレーしていた山本浩二さんらと同時代を戦った80年代について「あの時は自分もすごく成績がよかったです」と振り返っていた。