【楽天】阪上翔也「甘い球を逃さずに打っていくという意識は高く」1軍での初安打は生まれず

楽天阪上翔也(2026年4月撮影)

<犬鷲通信:ファーム選手の現在地>

楽天のファーム選手の現在地をリポートする「犬鷲通信」。第6回は、昨年のドラフト7位で入団した阪上翔也外野手(22)にスポットを当てた。

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同期野手の中で1番手で1軍に招集されたのが、阪上だ。4月16日のソフトバンク戦で初先発。その後代打も含め3試合に出場し7打数も初安打は生まれなかった。「自分の打てるゾーンでなく、捉えられなかった。厳しい球でも、しっかり1球の甘い球を逃さずに打っていくという意識は高くなりました」。19日現在、ファームリーグで82試合に出場し、284打数で打率2割3分9厘。「思うような結果はでていない」と納得はしていないが、練習でも初球を大事にする意識や踏み込みすぎるフォームの修正を図り、好感触をつかみつつある。

今季一番成長を遂げたのは「守備」と自己評価する。プロの世界に入り打球速度の速さを体感。今までほぼなかったナイターでの守備も経験することで「(初動を)決めつけない。前後とか決めつけずに、1度落ち着いて打球を見ることの大切さに気付きました」。牧田明久外野守備走塁コーチから熱心にノックを受ける様子も。実戦でも経験値を積んでいる最中だ。

入団時掲げた目標は「トリプルスリー」。走攻守で突出した選手へと、まずはベースを整える。「調子の波があったので、最後は調子のよい状態で締めくくれるように。来季はしっかり1軍の戦力になれるようにしていきたいと思います」。大志に向かい、ステップアップする【高橋香奈】

◆阪上翔也(さかうえ・しょうや)2003年(平15)11月1日生まれ、兵庫県伊丹市出身。小1から軟式で野球を始める。神戸国際大付で甲子園に2度出場し、3年夏は8強進出。近大では2年秋から外野のレギュラーを担い、ベストナイン2度。25年ドラフト7位で楽天入団。26年4月16日ソフトバンク戦で1軍デビュー。今季推定年俸700万円。180センチ、90キロ。右投げ左打ち。