【ヤクルト】奥川恭伸が10敗目「何もありません」 池山監督「何とか踏ん張ってほしかった」

ヤクルト対阪神 3回表を無失点抑えグラブを叩く奥川恭伸(撮影・水谷安孝)

<ヤクルト4-8阪神>◇23日◇神宮

ヤクルト奥川恭伸投手(25)がプロ初の10敗目(7勝)を喫した。立ち上がりから粘り強く投げた。3回まで阪神打線を無安打に抑え、4回の2死二、三塁のピンチも阪神元山をフォークで左飛に仕留めると、雄たけびを上げた。

5回まで2安打無失点。しかし6回につかまった。虎の中軸を警戒しすぎて、森下、佐藤に連続四死球。無死満塁のピンチを招いてしまい、大山に先制打を許す。その後、連続三振で流れを切ったかに思えたが、8番伏見を詰まらせた打球が右翼線に落ち、走者一掃の二塁打とされてしまった。この回4失点。96球で降板した。

「何もありません」。防御率は2点台ながら白星が先行しない。池山隆寛監督(60)は「もったいなかった。我慢しきれなかった。1点取られたあと、連続三振を取ったんだが。何とか踏ん張ってほしかった」と振り返った。

打つ方ではこの日も若手の思い切りの良さが光った。前日22日に特大の2号アーチを放った田中陽翔内野手(20)は5回、ハーラートップの阪神高橋から中前に痛烈なシングルヒットをお見舞いした。8回には、サンタナの代打で登場した西村瑠伊斗外野手(22)が、右翼線に適時二塁打を放った。池山監督も「ここ何試合か、左の若手がいい争いをしている」と切磋琢磨(せっさたくま)を評価している。

チームは4連敗。25日からはホーム神宮で中日との2連戦。池山監督は「4、5、6(位)が熾烈(しれつ)な争いになっている。一戦必勝で準備したい」と話した。

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