【とっておきメモ】巨人竹丸和幸 中学時代、将来の夢に「プロ野球選手(パ)」と書いた理由

広島対巨人 巨人先発の竹丸和幸(撮影・加藤孝規)

<広島1-2巨人>◇23日◇マツダスタジアム

巨人の先発竹丸和幸投手(24)は1回、先頭の広島中村に初球を左翼席へ運ばれる先頭打者本塁打を浴びたが、その後は連打を許さずに粘投。6回に左足をつって緊急降板も、11勝目(9敗)を挙げて新人王に前進した。

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投げるだけではない。「プレッシャーは感じますよ」。開幕戦、9月の首位攻防戦と大一番で快投を続けてきた巨人竹丸が、そう明かしたのはマウンドではなく打席だ。特に犠打の場面だという。「打席は一切期待されていないので、そこはいい。バントは失敗すると流れも悪くなる」。セ・リーグでは来季からDH制が導入される。投手が打席に立つ最後の年に入団し、その緊張感の中バットを握っている。

打席への苦手意識は、昔からだった。中学時代、将来の夢に「プロ野球選手(パ)」と書いた。父は阪神ファン。生まれ育った地元・広島にはカープもある。なぜパ・リーグだったのかと尋ねると「バッティングが嫌いなので」と即答した。

中学、高校ではリリーフ起用が主。大学、社会人ではDH制のもとでプレーし、本格的に打席に立つのは小学生以来。それでも5回無死一、二塁の好機で、きっちり打球を殺して今季四つ目の犠打を決めた。直後にチームは逆転。橋上監督代行は「あのバントが2点(決勝点)になった。ピッチャーの打席における役割は、改めて大事だなと感じる」と目を細めた。「いいところに転がったので、よかった」。9人目の打者として仕事を果たした。【北村健龍】

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