<東都大学野球:中大3-1国学院大>◇第2週第25日◇日◇神宮
中大・下重賢慎投手(1年=健大高崎)が2点リードの8回からリリーフとして登板し、2イニング5奪三振無失点で勝利を呼び込んだ。春の王者の国学院大2回戦は先勝を許した中大にとってどうしても勝たなくてはいけない一戦だった。今春にシーズン本塁打記録を更新した相手打者陣は「正直、本当に怖かった」というが、最後まで左腕を力いっぱい振って向かっていった。
先頭打者に二塁打を浴びても踏ん張った。エラーと四球が重なり8回2死満塁のピンチを招くも、「真っすぐよりも変化球の方が自信がある」とスクリューを多投して空振り三振。怖さを己で断ち切り、マウンド上で力いっぱいほえた。
健大高崎時代は先発が主戦場で、リリーフ起用はほんの数試合。1点も与えられないような重要な場面で回をまたいでリリーフすることはほとんどなく、当初は独特の緊張感や難しさに適応することが大変だった。今は徐々にリリーフならではのやりがいや楽しさを味わい「もっと成長できる部分」が見つかったとプラスに捉えるまでになった。
高校時代の同級生のロッテの石垣元気やオリックスの佐藤龍月の活躍は、今も欠かさずチェック。「本当に石垣の登板に関しては、やっぱり見てて鳥肌が立ったというか。同じ高校からああいう舞台で投げてるっていうことに本当にすごいなと思いましたし、龍月ももちろん2軍で日々成長してると思っていて。あとはヤクルトにいる1つ上の田中(陽翔)さんのホームランだったり活躍してる姿を見て、自分もあの舞台でプレーしたい。自分もちょっと燃えてるというか、負けられない気持ちです」。
戦国東都で確かな結果をを残す1年生の活躍により、1勝1敗として勝負の第3戦に挑む。