<広島3-1巨人>◇24日◇マツダスタジアム
巨人が2季ぶりの優勝へ、窮地に追い込まれた。打線を大幅に組み替えて臨んだが、貧打を解消できずに敗北。広島4連戦で1勝2敗となり、試合がなかった首位阪神との差が2ゲームに開いた。橋上秀樹監督代行(60)は「変えられる所は変えていろいろやったんですけども、なかなか効果的にはいかなかった」と悔いた。
直近3試合で6得点。出塁率の高さを見込み、37歳の丸を約4カ月ぶりの1番に起用した。6試合続けて同じ並びで組んだ泉口、ダルベック、大城の中軸の前に塁を埋める算段も、策は実らず。4回に無死一、二塁と先制の好機を逃すと、その裏に先発西舘が坂倉に2ランを浴びた。指揮官は「本当に野球は流れがあるなと常に感じます」と勝負の分かれ目となった。
6回にはダルベックが10試合ぶりのソロ本塁打を放った。巨人の助っ人外国人のシーズン25本塁打は、10年ラミレス(49本塁打)以来16年ぶり。来日1年目の選手は93年バーフィールド以来33年ぶりとなったが、空砲となった。
残りは6試合。阪神が残り9試合を5勝4敗で勝ち越した場合、上回るには6連勝しかない。直接対決は1試合のみ。同監督代行は「こういうところでなんとかね、ひっくり返せるぐらい、チーム全体で、もう1回引き締め直して頑張りたい」と語気を強めた。