早大・阿部葉太「ラストチャンスだと思って」全得点に絡む活躍で明大に逆転勝利

明大対早大 6回裏早大2死満塁、阿部葉太は満塁走者一掃の適時二塁打を放ち相手エラーで笑顔で生還する(撮影・柴田隆二)

<東京6大学野球:早大4-3明大>◇第3週第1日◇27日◇神宮

早大・阿部葉太外野手(1年=横浜)が全得点に絡む活躍で逆転勝利に導いた。2点を追う6回二死満塁から、左中間越えの3点適時二塁打をマーク。明大守備陣の送球がそれる間に、自身も生還して4点目を奪取。一気に試合をひっくり返した。「このチャンスを逃したら今日は厳しいかなと思っていた。ラストチャンスだと思って立ちました」と、きっちり役割を果たした。

期待のルーキーは今春、左ふくらはぎと太ももの裏の2カ所を肉離れした影響で調整が出遅れた。大学レベルの投手への対応には時間が必要だったが、迎えた秋にしっかりと合わせてきた。「引っ張るより今日みたいに逆方向へ意識して打席に立っています」と思い描いたイメージが結果と合ってきた。小宮山悟監督(61)は「(前の打者が)犠牲フライで点入ってたら、たぶん交代していた。ようやくどこでどうすればいいということが理解できた気がします。まあ来年度以降本領発揮というか、今年1年は高い授業料を払ったというかんじ」と話した。