<ファーム・リーグ中地区:ハヤテ1-3西武>◇27日◇ちゅ~るスタジアム清水
西武の背番号136、高橋礼投手(30)がファーム最終戦で登板し、今後への期待を膨らませた。1イニングずつ9投手が投げたこの日は、走者は出したものの併殺で仕留め、1イニング無失点だった。
昨オフに巨人を退団し、育成選手として西武に入団。アンダースローのリリーフ右腕として支配下登録を目指し、2軍で防御率1点台の成績を残した。球団も昇格の有力候補として評価していたものの、7月末の登録期限までに支配下契約には至らず。2軍では8月12日の巨人戦(ベルーナドーム)以降、先発登板または4イニングのリリーフなどが続いている。
高橋礼は首脳陣らと話し合った上で、先発調整を進めていると明かし「結果も含めてすごく充実しているし、投げたいボールを投げられる確率はかなり上がってはきています」とここまでの順調ぶりを口にした。一方で「例えば左打者が並んだ時にどう対処するか。遅い球もしっかりストライクゾーンに突っ込んでいけるかが、これからの課題になってくると思います」と自己分析も忘れない。
育成契約で他球団から入団したため、このオフにまず一度は戦力外通告を受ける可能性は十分にある。一方で本人が「先発としてしっかり1軍で仕事ができるなと思われるような目標設定で取り組んでいます」と意欲的に話すように、球団も一定の評価を続けているもよう。来季は“先発サブマリン”として1軍マウンドを目指すことになりそうだ。【金子真仁】