<西武2-4楽天>◇28日◇ベルーナドーム
2位西武のCS本拠地開催に微妙な空気が漂い始めた。試合開始早々のアクシデントが影響し、最下位楽天に黒星。一方の3位日本ハムは勝利し、この夜に勝利し一気に「2位確定」と行きたかった西武は逆に、再び0・5ゲーム差に迫られた。
また、この日試合がない首位ソフトバンクとのゲーム差は「13」に開いた。西武は残り3試合で、ソフトバンクは4試合。今季から優勝チームに10ゲーム差以上を付けられると、CSファイナルステージに進めても「2勝」のアドバンテージが相手に付与される(4勝先取から5勝先取にも変更)が、その「2勝」を逃れることがかなり難しい状況となった。。
初回、先発左腕の隅田知一郎投手(27)がマウンドに上がったものの、楽天小深田のライナーが左腕に直撃。わずか8分間で降板という事態に見舞われ、山田陽翔投手(22)が1死一、三塁で緊急リリーフで登場した。
山田は得意のクセ球で一塁へのゴロを打たせたが、併殺を焦ったか、一塁手のタイラー・ネビン内野手(29)がこれを捕球ミス。1点を先制され、さらにその後村林の適時打で2点目を奪われた。
2回も1死一、二塁で一塁への併殺打かと思われたが、今度は二塁カバーに入った遊撃の滝沢夏央内野手(23)が一塁へ悪送球。3点目が入った。内野守備次第で2回まで無失点もありえただけに、アクシデント以外にも悔やまれる試合序盤になってしまった。
打線は楽天岸のカーブが多めの丁寧な投球を、崩しきれなかった。2回には渡部聖弥外野手(24)が12号ソロを放ったものの、初回、3回と走者がいる状態で4番ネビンがつなげなかった。6回に2番手ウレーニャから渡部が今度は適時打を放つなど粘ったが、得点差は埋め切れなかった。