松井秀喜氏、内定式でサプライズ「失敗の悔しさを次のエネルギーに」メッセージ動画登場でエール

松井秀喜氏(2026年7月撮影)

ヒトトヒトホールディングスは1日、2027年度内定式を行い、「ヒトのチカラ アンバサダー」を務める松井秀喜氏(52)の特別メッセージ動画がサプライズ上映された。同社はプロスポーツ、イベント、施設運営などを支える人材インフラを提供する企業。内定者に向け、松井氏が自身の現役時代の経験を交えながら、社会人としての心構えを語った。

動画では「内定者のみなさん、このたびは内定おめでとうございます」と祝福。事前に内定者から寄せられた質問にも答えた。

プロ1年目の経験を振り返り、「私自身、プロ野球1年目は高校時代とのレベルの違いに苦しみ、多くの失敗を経験しました。大切なのは、失敗に落ち込むのではなく、原因を考え『次はこうしたい』というイメージを持って行動することです。失敗の悔しさを次のエネルギーに変えながら、一つひとつの経験を大切に、自分の力を磨いていってください」とアドバイスを送った。

また、巨人時代に指導を受けた長嶋茂雄氏とのエピソードにも言及。「ジャイアンツ時代、長嶋監督に毎日素振りを見てもらっていたことで、家でも素振りをする習慣が身に付きました」と振り返った。続けて「仕事に慣れるまでは、日々の業務で精一杯かもしれませんが、職場の外にも自分を成長させる機会があるのではないかと思います」と、日々の習慣を積み重ねることの大切さを伝えた。

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以下メッセージ全文

内定者の皆さん、このたびは内定おめでとうございます。

新しい環境に飛び込むと、思うような結果が出ず、戸惑いや悔しさを感じることもあると思います。私自身、プロ野球一年目は高校時代とのレベルの違いに苦しみ、多くの失敗を経験しました。大切なのは、失敗に落ち込むのではなく、原因を考え「次はこうしたい」というイメージを持って行動することです。失敗の悔しさを次のエネルギーに変えながら、一つひとつの経験を大切に、自分の力を磨いていってください。

プロとして成長し続けるためには、職場以外の部分でも自らを鍛え続ける姿勢が大切です。私はジャイアンツ時代、長嶋監督に毎日素振りを見てもらっていたことで、家でも素振りをする習慣が身に付きました。仕事に慣れるまでは、日々の業務で精一杯かもしれませんが、職場の外にも自分を成長させる機会があるのではないかと思います。

そして、チームで成果を出すためには、一人ひとりが持つヒトのチカラを磨くことが重要です。野球はチームスポーツですが、ピッチャーが投げる、キャッチャーが取る、バッターが打つといったプレーは、すべて個人の技量によるもので、個々のプロフェッショナルに通じる部分です。だからこそ、個の成長がチームの成長に繋がります。ただ、チームの一員として行動する時は、自分だけでなく、チームの成功を考えることも大切です。ミスをした時は、皆でカバーする。その空気感もチームには必要ですし、そういうチームこそが強いチームなのだと思います。

「ヒトのチカラアンバサダー」として、内定者の皆さんのこれからの挑戦と成長を楽しみにしています。