<ヤクルト5-1巨人>◇2日◇神宮
巨人が絶体絶命の窮地に追い込まれた。首位阪神との2ゲーム差を追い、残り2試合は2連勝が求められたが、終盤に競り負けて痛恨の黒星。試合がなかった阪神のマジックは2から1に減った。3日にも、リーグ2連覇を許す瀬戸際となった。橋上秀樹監督代行(60)は「まだまだ完全に終わったわけではない。できることを精いっぱいやる」と言葉を絞り出した。
今季の課題が現前した。対左投手の打率は昨季の2割5分5厘から、試合前時点で2割2分6厘と低下していた。この日のヤクルト先発の山野にも、6戦で4勝を許し、防御率1・62と大苦戦してきた。2回、リチャードの3号ソロで先制も、降板した7回まで安打はその1本のみ。同監督代行は「真っすぐ自体を打ち返せなかった」と敗因を直視した。
勝負の分かれ目は1-1で迎えた8回。2死満塁から勝ち越せず、直後、5番手の森田が1死一、二塁から山田に2点適時二塁打を浴びるなど、万事休す。フル回転してきたブルペン陣も、勤続疲労を感じさせる最終盤の幕切れとなった。
レギュラーシーズンも残るは3日午後6時開始のDeNA戦(東京ドーム)のみとなった。同日、阪神は午後2時から広島戦(マツダ)で、最終戦を待たずにV逸が決まる可能性もある。指揮官は「良い形で終われるように、精いっぱい頑張りたい」と臨む。2季ぶりのリーグ制覇が消え入ろうとしている。
▽巨人山崎(右肩痛から約1カ月半ぶりの1軍復帰登板で球数制限付きの中、4回5安打1失点)「投げてる感覚は良かったです。まだまだ良くはなると思う」