<ロッテ3-4ソフトバンク>◇2日◇ZOZOマリン
引退試合に臨んだロッテ角中勝也外野手(39)は、ZOZOマリンの夜空を覆う紙吹雪で送り出された。
「本当に色んな方々に支えられて今までやってこれました。自分と関わってくれた皆さん、本当にありがとうございました」とスピーチ。途中、声が詰まったが「…すみません。感動してるんじゃなくて、今ちょっと(頭が)真っ白になって…ちょっと思い出します」と笑わせた。
始球式には次男稜汰くんが登場した。緊張した面持ちで投げる姿をパパの顔で見守った。第1打席のアナウンスはサプライズ。長男優斗くんが「バッターは僕たちのお父さん、6番 レフト 角中勝也 背番号3」と紹介。続けて稜汰くんが「ヒット打ってねー!」と声援を送った。試合は8回に佐藤の2ランで勝ち越すも9回に逆転され敗戦。自身も三振、一ゴロ、三振。2度の首位打者を獲得したバットから快音は響かなかったが、「本当に真剣に打ちにいった結果なんで、もう一切悔いはないです」とやりきった。
スピーチの中では「引き出しの中から、将来、いい選手を育てられるように頑張ります」と話した。今後ロッテの指導者になる可能性については「あるかもしれないっていう程度です。今は指導法に関しても変わってきてるんで、本当に自分も1から勉強しないといけない。すぐにってことはないと思います」と話した。
角中にとって、ロッテとは-。「どうなんですかね、奥さんより付き合い長いですからね。家族ですね、実家も15で出てってなったら、一番長いですから、本当に家族ですね」。最後まで周囲に感謝を忘れず、20年間のプロ野球人生に幕を下ろした。