大谷翔平、正念場の地区S初戦へ 状態は「かなり良くなっている」と自信/Nobu's Eye

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)2日(日本時間3日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(32)が、3日からブレーブスとの地区シリーズ(地区S)の初戦に臨む。前日練習では屋外フリー打撃で23スイング中、11本の柵越え。ライブBP(実戦想定の打撃練習)で右腕シーハンを相手に2打席立ち、2打席目で右越えにライナー性の打球を放った。右上腕二頭筋の炎症から9月23日に復帰し、100%ではなくとも、前日会見では状態が大幅に改善したことを強調。初戦から強烈なインパクトを残せるか、注目される。

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普段は軽めに力を入れるフリー打撃の1セット目、大谷は4スイング目でセンター方向への大きなアーチをかけた。練習前に行われたブレーブスとの地区S前日会見。状態について「かなり良くはなっている。スイングもスムーズになっていると思いますし、今日もしっかり調整して、明日に臨めたら、十分にいい状態で臨める」と心境を語った。2セット目以降、ライナー性で柵越えする打球は力強さがあった。

地区Sまでの調整期間は5日間で、チームは1日休養日を挟んで、全体練習を続けた。大谷は初日で屋外フリー打撃を行い、2日目で山本由伸を相手に打席に立った。メディアに公開された3日目は紅白戦に出場せず、主力とは別調整。地区S前日の練習では逆に、主力が参加しなかったライブBPで、打席に立った。負傷者リストから復帰後のシーズン5試合では「これをやりたいな、あれをやりたいなっていうのを整理しながら、最後の数日間、試しながらやった感じ」と、試行錯誤を繰り返していた。

意図的に実戦感覚を養いながら、状態の改善に努めた。一方でロバーツ監督は「ほとんどの選手がそうだが、ショウヘイも100%の状態ではない」と言った。独特の雰囲気となる短期決戦で、アドレナリンと強度が上がる。同時に、状態を見極めながら一進一退の状況が続く。それでも大谷は「いい立ち心地で立って振れていれば、ある程度、少ない実戦の中でいい状態に持っていける確率が高いのかなと思う。ポストシーズンの雰囲気にアジャスト(適応)できれば、自分の期待している結果に近づく」と前向きに捉えた。

対するブレーブスは、第1戦は救援陣を先発から送り込むブルペンゲームとなる見込み。シリーズの早い段階で大谷が強烈な一撃を放てば、連戦が続いて仮に状態が悪くなっても、打者としての脅威は消えない。「これからいよいよスタートするなっていう、そういう期待感とワクワク感と、そんな感じかなと」。打者専念で3連覇へ。大事な初戦となる。

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