【阪神】森下翔太、リーグVに安堵の笑み「結構きつかったけど少しは報われたかな」

セリーグ優勝を決め会見する阪神森下翔太(撮影・加藤孝規)

<広島6-4阪神>◇3日◇マツダスタジアム

阪神森下翔太外野手(26)が4年目もキャリアハイをマークし、自身3度目のリーグ優勝を飾った。

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森下は安堵(あんど)の表情を浮かべた。「正直、結構きつかったですけど、優勝したことで少しは報われたかな。連覇という1つの歴史的な瞬間を迎えられたのでよかった」。入団4年で3度目のリーグ優勝。「結果を出して当たり前」とされる主力になったからこそ、重圧と戦ったシーズンだった。

4年間、本塁打のキャリアハイを更新し続け、9月20日DeNA戦(甲子園)で35号ソロ。昨季は40発の佐藤に次ぐリーグ2位。「負けたくない」。目の前にいるからこそ、その背中を意識しないわけはなかった。オフから明確に本塁打増を掲げて鍛え上げ、30本のノルマを達成した。

6月6日の楽天戦(甲子園)では審判への暴言により退場。「お互い真剣に人生かけてやっているような戦いだったらぶつかり合いも出てくる」。1試合にかける思いが強く、感情が表に出た。ただ、その後は審判へ謝罪に向かっていた。「チームに迷惑がかかるような形で感情を崩してはいけない」。主力として、多くのファンに応援されるプロ野球選手として、一回り成長した。

万全ではない体に、恐怖心と戦ったシーズンでもあった。7月の球宴第1戦で下半身のコンディション不良。さらにリーグ最多の20死球。強打者故だが「怖いのは怖い。それでも結果を残さなきゃいけない」。4年間、負傷による長期離脱なく戦ってきた体。「体は相当きつい。疲労を抱えたまま常にプレーしている」。関東遠征の前後には野球トレーニングジム「Rebase」へ足を運び、疲労と死球による影響で生じた打撃のズレを修正。チームの勝利へ、森下はバットを振り続けた。

主軸として責任と自覚が増した4年目。重圧をはね返して、仲間とつかんだVの瞬間。26歳のスラッガーは笑みがはじけた。【村松万里子】

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