<ヤクルト-中日>◇3日◇神宮
ヤクルト一筋25年の石川雅規投手(46)が現役生活に別れを告げた。
1-3の8回に引退登板に臨んだ。中日先頭の森を2球で追い込む。カウント1-2からの4球目だ。最後は外角低め直球でバットに空を切らせた。打者1人との対戦で空振り三振。中日の選手らも直立不動で見守り、一塁手の山田哲人内野手(34)は感極まっていた。
ツバメ一筋の球界最年長プレーヤー。昨季までプロ野球記録の24年連続勝利、投手としては同タイの24年連続安打を記録した。プロ通算552試合に登板し、188勝194敗と最前線で投げ続けてきた。降板後、感謝や惜別を込めた拍手が鳴りやまない。満員御礼となったスタンドには涙を流すファンもいる。押しも押されもせぬ大投手は深々と頭を下げ、両手を何度も上げ、目に涙を浮かべながら慣れ親しんだ神宮のマウンドを後にした。