<巨人2-5DeNA>◇3日◇東京ドーム
巨人がDeNAに逆転負けを喫し、2年連続のV逸が決定した。デーゲームで敗れていた阪神が4試合を残して優勝が決まった。
幸先よく先制したはずだった。4回1死一、三塁、リチャードが中前適時打を放って先制に成功。昇格後5試合連続安打と打線を勢いづけている。6回には丸が右翼席上段への3号ソロで追加点を挙げた。
投げては“DeNAキラー”の井上が危なげなく6回1安打無失点6奪三振。今季の投球回は147イニングに到達して、プロ7年目で初めて規定投球回に達した。巨人の投手は、36年秋から昨季まで91シーズン連続で規定投球回に到達しており、今季は井上がチーム内で唯一。シーズン最終戦で球団記録をつなぎ、92シーズン連続となった。
しかしリリーフ陣が粘れなかった。2点リードの7回2死満塁、3番手・堀田が佐野に右翼線へ2点適時打を浴びて同点に追いつかれると、続く古市に右前適時打を許し逆転を許した。さらに4番手・船迫が3年連続50試合登板目となるマウンドにあがるも、成瀬に右前適時打を浴び、リードを2点に広げられた。
1日阪神戦(甲子園)では守護神マルティネスがセーブ失敗。2日ヤクルト戦(神宮)は同点の8回に森田、平内が失点し接戦を落とした。3試合連続で救援陣が失点し、逆転優勝の望みは潰えた。マジック1としていた首位阪神はデーゲームでの広島戦に敗れており、巨人も勝てばわずかながら優勝の可能性を残していたが及ばず。
今季は開幕戦から着実に白星を積み重ね、交流戦ではセ・リーグで唯一の貯金を作り10勝6敗。そこから勢いに乗り前半戦は阪神とともに同率首位で折り返した。ただ、8月の首位攻防直接対決では6戦全敗。29日にはマジック23点灯を許した。9月に再び調子を取り戻し、13勝8敗の貯金5。20日にはゲーム差なしまで追い込んだが、1日の最後の直接対決では引き分け。シーズン最後の局面で勢いづいた阪神に振り切られた。最終的に76勝64敗3分けの貯金12の2位でフィニッシュとなった。