【オリックス】吉田輝星が来季の先発復帰へ意欲、フェニックス・リーグで先発登板予定

オリックス吉田輝星(2026年6月21日撮影)

オリックスの吉田輝星投手(25)が来季の先発転向に意欲を見せた。2軍全体練習の4日、大阪・舞洲のブルペンで70球を投じ調整。7日に始まる、みやざきフェニックス・リーグで先発登板が予定されている。

吉田は8月25日のファーム・リーグ広島戦(杉本商事バファローズスタジアム)で今季の公式戦最終登板。3番手登板ながら3回2/3、52球を投じ、5安打1失点と試合を作った。「行けるところまで行きたい」と志願。オリックス移籍後最長イニングを投げきった。

昨年3月に右肘のトミー・ジョン手術に踏み切り、今季1軍に復帰。1軍では26試合に登板し、2勝2敗8ホールド、防御率4・22復活を遂げた。オリックス移籍後ではリリーフに専任してきたが、前回登板後「以外と4イニング投げても疲れない。手応えはあった」。術後は各球種も安定したこともあり、先発への意識は高まった。

チームは今季の開幕前後にエース宮城大弥投手(25)や山下舜平大投手(24)がひじの故障で離脱し手術。来季の開幕欠員は必至。さらに今季13勝のアンダーソン・エスピノーザ投手(28)も今季限りでの契約切れで去就は不透明のままだ。3年目の来季も指揮を執ることが決まった岸田護監督(45)も、先発陣の強化を筆頭の課題に挙げる。吉田も「前に先発やってた時期に比べるとやっぱり変化球とかも全然、球種が違いますし、直球だけじゃなく、チェンジアップが追い込んでからあるって考えたら、今までよりは楽に何回も同じ打者と対戦できる」と前向きだ。先発は日本ハム時代の22年6月29日の西武戦(ベルーナドーム)以来、1軍では封印中。ワインドアップが似合う右腕が、オリックスで真っさらな先発マウンドに降臨する可能性が出てきた。