阪神大竹耕太郎投手(31)が6日広島戦(甲子園)に先発する。同試合はリーグ連覇の凱旋(がいせん)試合とともに、同郷熊本県出身の先輩で仲が深い岩貞祐太投手(35)の引退試合。5日、2軍本拠地SGLで調整した左腕は「勝って送り出したい」と意気込んだ。
岩貞とは「会話の3分の2はふざけているけど、3分の1は真面目な話」をしてきた。初めて会ったのはプロ入り前後。「熊本に帰省したら、街でたまたますれ違って『どうも』みたいな…」。岩貞の母校・必由館の西田尚巳元監督が、大竹の母校である済々黌(せいせいこう)出身だったという縁もある。さらに中学校で国語教師だった大竹の母は岩貞の弟が教え子という関係。「担任ではないと思うんですけど、母親が野球部の部長で、岩貞さんの弟も野球部だった」という。そして23年。ソフトバンク時代の先輩だった有原航平投手と岩貞が仲良く、面識が深まった。
「目の前の試合に勝つしか考えていない。アピールしなきゃいけないとか、順位が決まったからどうでもいいとか、そういう感じはない」。強い覚悟で挑む。【只松憲】