CSで歴史をつくる。日本ハム郡司裕也捕手(28)が、10日から始まるCSファーストステージへ向け「(監督の)新庄剛志に何も肩書がないのは良くない。僕がそろそろ、つけてあげたい」と、下克上からの日本一を誓った。
指揮官も認めた「天才」が、ギアを入れ替える。早い段階で開幕4番に指名された今季だったが、不振に苦しみ2軍落ちも経験した。「自分がもっと前半打っていれば結果も違ったんじゃないか」。優勝争いに食い込めなかった責任を痛感している。1軍再昇格後は7、8月と夏場の苦しい時期に打率3割超をマーク。守っても内外野に加えて1年ぶりに本職の捕手として出場するなど、1人3役でチームを支えた。
9月28日ロッテ戦(ZOZOマリン)では、自身初の代打満塁本塁打を記録。新庄監督も自身のインスタグラムで「初球をガツン 天才です カッコよすぎ」と大絶賛で、試合後には「ほれた」と目尻を下げる活躍を見せた。
この日、3位が確定。ファーストステージは2位西武の本拠地ベルーナドームに乗り込むことになった。「(西武は)本当に投手がいいので、普通にやっても抑えられるだけ。意思を持って攻撃していかないと」。ポストシーズンの主役になって、指揮官に「日本一監督」の称号をプレゼントする。【中島宙恵】