【とっておきメモ】西武2位決定で甲斐野央のマリン名物「敬礼」もキレキレ 応援席の熱唱も感謝

ロッテ対西武 9回裏から5番手で登板した西武甲斐野央.(撮影・鈴木みどり)

<ロッテ1-7西武>◇5日◇ZOZOマリン

西武のシーズン2位が確定した。10日からのCSファーストステージも本拠地ベルーナドームでの開催が決まった。24年はシーズン91敗、借金42という歴史的な大敗を喫した。借金40以上のチームが2シーズン以内に貯金15以上としたのは、75年の近鉄以来史上2度目となった。

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甲斐野央投手(29)はZOZOマリンの警備員に敬礼しながら「えっ、うぇっ!? 聞こえなかったけど、すごいっすね!!」と驚き、感謝した。6点リード、セーブが付かない9回にマウンドへ。場内演出も響く投球練習中に、左翼席の西武ファンが本拠地での甲斐野の登場曲「勇気100%」をアカペラと手拍子で熱唱した。

愛するから愛される。みずほペイペイドームでのソフトバンク最終戦の試合後、西武ファンからのメッセージが上映された。1人、ベンチで見入った。「僕は見たかったので、最後まで見ました」と理由はシンプルだ。報道陣にも勝てばグータッチ。ZOZOマリンに来れば、いつも球場警備員に敬礼している。

「いや~、なんすかね、お互いにうれしいからじゃないですか。警備員さんも僕が敬礼するといつも笑ってくれて、その顔を見れば僕もうれしいし」

この夜も山田らと会話しつつ、何人もの警備員やスタッフに敬礼して、帰りのバスへ向かった。「いや、でも、うれしいっすね。頑張りましょ」。

相思相愛が味方を増やし、勇気になる。今や西武に欠かせない守護神甲斐野央の、最大のウィニングショットだ。【金子真仁】

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