阪神は6日、湯浅京己投手(27)が、「内視鏡下胸椎(きょうつい)黄色靱帯(じんたい)骨化切除術」を無事に終え、福島県内の病院をこの日退院したと発表した。
湯浅は球団を通じてコメントした。
「今年の夏頃から、体の違和感が強くなり、パフォーマンスをあげることが難しくなりました。いろいろ試しましたが、改善することはなく、悩んだ結果、来シーズンを万全に迎えられるように手術することを決断しました。チームが優勝に向け戦っている大事な時期にもかかわらず、理解を示し、後押ししてくださった監督をはじめ球団関係者の方々や、手術に至るまで、そして術後もずっと寄り添ってくださっている先生方とトレーナーさんには、心から感謝しています。しっかりリハビリをして、また元気に投げる姿を見ていただけるように、そしてチームに貢献できるように頑張ります」
湯浅は2年前の24年8月に、国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」の切除術を受け、退院したことが発表されており、2度目の手術となる。
1度目の手術からは、25年4月29日の中日戦(バンテリンドーム)で1軍復帰。2シーズンぶりの1軍マウンドで、この年は40試合に登板し4勝4敗、22ホールド、防御率2・52の成績を残した。
今季は開幕1軍スタート。ここまで25試合の登板で3勝0敗、2ホールド、防御率3・33。右足首の捻挫により6月12日に1度出場選手登録を抹消され、8月8日に1軍復帰。しかし同24日に再び登録抹消されていた。2軍戦は9月19日ソフトバンク戦(タマスタ筑後)の登板が最後だった。
◆胸椎黄色靱帯骨化症 脊髄(せきずい)の背中側の胸椎を縦につないでいる黄色靱帯が骨化。脊髄を圧迫するため、下半身のしびれや脱力、悪化すると歩行が不自由になるなどの症状が出る。無症状で偶然発見される場合もある。原因は不明。