西武3軍は9月27日までに、結果が公開されている練習試合の全日程を終えた。42勝16敗6分けだった。巨人3軍戦は1勝3敗2分けだった。
育成ドラフト5位の平口寛人投手(23=日本経大)が安定感を見せた。春先から少しずつイニングを増やし、6月末までに先発左腕として4勝をマーク。2度の故障で2軍登板には至らなかったものの、来季以降へ期待を膨らませた。同育成2位の斎藤佳紳投手(23=四国IL徳島)らもいろいろな起用で経験を重ねた。
打者では育成1位ルーキー新井唯斗内野手(18=八王子学園八王子)が29盗塁、同7位の安藤銀杜外野手(23=四国IL徳島)が11本塁打など、持ちうる個性を3軍戦ながらしっかり示した。
球団の海外戦略として、多くの育成外国人もプレーする。ドミニカ共和国出身のフアン・コルニエル内野手(24)は高い身体能力を攻守に見せつけた。コミュニケーション能力も高く、チームへの溶け込みも早かった。守備の精度を高め、まずは2軍のレギュラーをつかみたい。
インド出身で話題になったアクシャイ・モーレ投手(22)のシーズン最後の2試合にリリーフ登板し、いずれも1回無失点。直球の最速はすでに150キロを超えており、今度の成長が楽しみな存在だ。
またドミニカ共和国出身右腕、ホルヘ・ゴンザレス投手(24)は大柄な肉体からの直球が160キロ前後をマーク。3軍では防御率4点台で終わったものの、2軍でもその素質の片りんは見せており、一気にブレークする可能性を秘める。【金子真仁】