日産自動車、セガサミー破り09年以来日本選手権出場決定 25年に活動再開後初の全国大会切符

勝利の瞬間、マウンドで歓喜の日産自動車ナイン

<社会人野球日本選手権・関東地区代表決定戦:セガサミー4-6日産自動車>◇6日◇等々力野球場

日産自動車(神奈川)が6-4でセガサミー(東京)を破り、2009年以来17度目の日本選手権出場を決めた。

2009年に業績不振の影響で休部。2025年に活動を再開してから初の全国大会切符を手にした。

1点差に迫られた7回、1死三塁から2番石毛主将が貴重な中前適時打を放って突き放した。

投げては先発の領家投手が9回120球を投げ、10安打を浴びたが、4失点の粘投。最後は2点差に迫られ、2死二、三塁と一打同点のピンチを抑えた。

昨年、活動を再開してから、今年6月の都市対抗予選では第1代表、第2代表決定戦で敗れるなど、あと1勝のところで惜敗が続いた。

伊藤監督は「(活動再開から)ここまであっという間だったんですけど、1つ1つ考えれば、本当に決定戦で勝てなかったので、その悔しさがずっとあった。今回、何とか晴らそう思った」と話した。

今季限りで廃部するセガサミーの応援団からエールを受けると涙ぐんで、「負ければ今年で終わりという思いを背負ってきているので、最後は本当に粘り強かった。その思いを受け止めて、勝ち進まないといけない」と表情を引き締めた。

観客席には約200人の応援団が駆けつけて、泣いている社員もいた。石毛主将は「すごく声援は力になりました。少し恩返しができたかもしれません」と感謝していた。