【阪神】西勇輝が有終のラスト登板 1回1/3をパーフェクトピッチ 18年間の現役生活に幕

阪神対広島 2回表広島1死、登板を終えた西勇輝はファンにあいさつしてベンチへ引き揚げる(撮影・加藤哉)

<阪神-広島>◇7日◇甲子園

阪神西勇輝投手(35)が18年間の現役生活に別れを告げた。

本拠地の広島戦に先発。虎党から惜別の拍手で迎えられ、真っさらなマウンドに向かう。現役ラスト登板。最後は苦楽をともにしてきた梅野隆太郎捕手(35)とバッテリーを組んだ。

有終の15球だった。先頭の中村奨をまずは遊ゴロ。フルカウントからの6球目、外角低めのスライダーでひっかけさせた。2番勝田、続く3番菊池はいずれも空振り三振。2者連続で3球三振に打ち取った。立ち上がりから制球力は健在。持ち味全開で好スタートを切った。

続く2回も続投し、先頭の坂倉を3球三振に斬ったところでマウンドを降りた。内外角のコースへ丁寧に投げ込み、熟練された投球術に衰えは感じさせない。1回1/3を投げ無安打無失点、3奪三振をマーク。打者4人をパーフェクトだった。

西勇は08年ドラフト3位でオリックスに入団。19年にFAで阪神に加入した。プロ通算352試合に登板。懸命に右腕を振り続け、127の白星を積み上げた。

降板後は万雷の西コールがスタンドから響き渡る。チームメートはもちろん、ファンにも愛された背番号「16」。帽子を取って何度も一礼し、晴れ晴れとした表情でベンチへ戻った。

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