<阪神2-1広島>◇7日◇甲子園
広島が延長戦の末にサヨナラ負けを喫し、今季最終戦を白星で飾ることはできなかった。
延長11回。5番手フレディ・ターノック投手(27)が先頭小野寺をストレートの四球で歩かせると、代走植田に盗塁を決められた。犠打の後には高寺に3ボールとして申告敬遠。1死二、三塁から梅野に遊撃への適時内野安打を浴びた。新井貴浩監督(49)の4年目の今季は、グラウンド外の問題に振り回され、61勝78敗4分けの4位で終えた。
先発玉村昇悟投手(25)は危なげない投球で5回まで無失点に抑えた。先頭に初安打を許した2回無死一塁では、高寺を二併殺に切った。1点リードの5回1死一塁でも小幡のバントに素早くマウンドを駆け下りると、捕球してからすぐに体を回転させて二塁へ送った。好フィールディングでピンチの芽を摘んだ。だが、7回は1死から大山の二塁打でこの日初めて得点圏に走者を進めると、続く高寺の中前打で代走熊谷が同点のホームを駆け抜けた。
打線は佐々木泰内野手(23)が4回2死一、三塁から阪神石黒の内寄りの直球に詰まりながらも右翼線に落とし、チームに先制点をもたらした。今季24度目のマルチ安打となった。同点の8回無死一、二塁から上位打線を迎えた攻撃で3者凡退で好機を逸した攻撃が響いた。その後は走者を1人も出せなかった。