【ドラフト】沼津商・後藤幸樹「沼津商の校名を有名にしたい」8球団から調査書、強肩強打の捕手

打撃練習に励む沼津商・後藤

今月8日、高校生と大学生が今秋のプロ野球(NPB)ドラフト会議で指名を受けるために必要なプロ志望届の提出期限を迎えた。

静岡県関連では大学生5人、高校生2人が提出。沼津商の後藤幸樹捕手(3年)は「まだ、そこまでの緊張感はないけど、1人になると考えたりする。少しずつ意識するようになってきたと思う」と近づく運命の日を感じながら、現在の素直な心境を明かした。

181センチ、87キロと体格に恵まれ、二塁送球タイムは1・8秒台を誇る。さらに、長打力に加え50メートル5秒台と足もある。大きな可能性を秘めた強肩強打の扇の要に、これまでセ・パ8球団から調査書が届いている。

今夏は初戦敗退も2安打4打点と気をはいた。「夏独特の雰囲気もあって、みんな試合の入りが硬くなってしまった。でも、そこから立て直して沼津商の野球ができ、個人的にも仕事はできたと思う。悔いはそこまでなかった」。気持ちを切り替え、翌日からすぐにグラウンドに向かった。

後輩たちと一緒の練習だけでなく、自宅近隣のスポーツジムにも通った。「打球の質が変わり、逆方向へ飛ばせるようにもなってきたと思う。まだ、力任せになってしまう部分もある」。体づくりと同時に課題とも向き合っている。

ドラフト会議は22日に開催される。自身が注目され始めた高2春から「なりたいではなく、なる」と本格的にプロを意識してきた後藤。志望届も迷わずに提出した。「プロ野球選手になって、子どもたちに野球の楽しさを伝えられるような選手になりたい。沼津商の校名を有名にしたいという思いもある」。思い描く夢の実現に向けた1歩となる吉報を待っている。【前田和哉】

◆後藤幸樹(ごとう・こうき)2008年(平20)5月9日生まれ、沼津市出身。小1から沢田少年野球団で本格的に野球を始める。中学時代は三島シニア、Kボールの伊豆ベースボールクラブなどでプレー。家族は両親、姉2人、兄。血液型A。右投げ右打ち。

◆プロ志望届提出者(静岡県関連) 大学生(学年はいずれも4年)は、日大国際関係の土橋広夢捕手、石川蒼外野手、池上昂希内野手、関東学院大の原崎雄陽投手(駿河総合出)、岐阜聖徳学園大の孫俊郎投手(島田樟誠出)。高校生(学年はともに3年)は、常葉大菊川の佐藤大介投手兼外野手、沼津商の後藤幸樹捕手。

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