【巨人】橋上監督代行「緊急事態になった事である意味みんなが団結した」異例のシーズンに幕

巨人対DeNA ベンチで浮かない表情の巨人橋上秀樹監督代行(撮影・鈴木みどり)

<セ・CSファーストステージ:巨人1-4DeNA>◇第2戦◇11日◇東京ドーム

異例のシーズンが終わりを迎えた。巨人がDeNAに2連敗を喫し、CSファーストステージでの敗退が決定した。レギュラーシーズンから7連敗、CSでは3年連続同じ相手に敗退。橋上秀樹監督代行(60)は「基本的には私自身のかじ取りがうまくいかなかった。それに尽きる」と責任を背負った。

立ち上がりで流れを渡した。CS初先発のルーキー竹丸が1回、度会に先頭打者本塁打を浴び、2死二塁から佐野にも適時打を浴びて2点を先制された。「先に点を取られたので、とにかく追い掛けるしかなかった」と2回の攻撃で竹丸に代打を送った。場内がどよめく早めの一手も、同点にまで持ち込めず。「うまくいかなかった」と勝負を終えた。

阿部前監督の辞任に伴い、5月26日から監督代行として指揮を執ってきた。創設90年目で、シーズン途中での監督の退団は球団史上初の事態だった。ただ、勝利と育成を求める路線を継承し、主砲岡本がメジャー移籍し、世代交代の過渡期のチームを率いてきた。「投手力と比較すると、攻撃が若干弱いかな。今季通して課題としたことではある」。CSでも得点圏に走者を進めながら、あと1本が出ない場面が続いた。

試合後のミーティングで、選手、指導陣、スタッフに伝えた。「緊急事態になった事で、ある意味でみんなが団結した。私自身も非常に助けられましたし、シーズンを乗り切れた」と感謝した。監督代行に就いて以降、色紙に力強い筆圧で記し続けた言葉が「団結」だった。

「まだまだ大きな課題を抱えてる選手もいる。ただ、1軍の舞台でやったことは何かしらの経験として、プラスになってくれることを祈ります。やってきた分は無駄にはならない」。届かなかった14年ぶりの日本一。未来のために、残せた財産はある。【阿部健吾】

∇巨人竹丸(初のCSは2回2失点)「最後になってしまったので、申し訳ない。足りないものは分かったので、オフに練習して来季に入れたらいい」

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