<関西学生野球秋季リーグ:近大2-2関学大>◇13日◇第6節3回戦◇ほっともっとフィールド神戸
今秋ドラフト上位候補の近大・宮原廉投手(4年=崇徳)が救援登板し、逆転優勝に向けて勝ち点獲得を狙う関学大に延長12回まで隙のない投球で投げきった。
2-2の8回から5番手として登場。「自分たちはもう優勝とかないですけど、勝って引退したいっていう思いがあったんで、なんとか抑えたいなという思いで投げました」と優勝こそ逃したものの、この試合にかける思いは強かった。5回を投げ73球2安打5奪三振2四球で「やっぱり今日も入りが悪かったんですけど、途中から真っすぐも良くなりましたし、最後もカーブで三振取れた」。8回先頭に四球を与え、今季課題としていた立ち上がりには後悔が残るも、9回以降は毎回奪三振、散発2安打でしっかりと結果を出した。
宮原と同じくドラフト候補の関学大・飯田泰成投手(4年=春日)との緊迫した投げ合い。飯田の力投に「今日もすごい良かった。外から見ててもすごいピッチャー」とたたえつつ、全く劣らぬ腕の振りで両者譲らず引き分けた。
近大は本来のリーグ戦日程ではこの試合が最終戦。だが21日への思わぬ勝負持ち越しに「もうみんな多分今日で引退して、明日からもう練習しないっていう思いだったんですけど、また1週間くらい練習しないといけないって言ってました(笑い)」と暴露しつつ、まだ仲間と野球ができることにどこかうれしさもあるように話した。
もちろん最後の試合も登板の可能性はあるが「後輩もリーグ戦で投げることってすごい経験になるんで、自分もそうでしたし。そういうところも考えながら、自分は自分でどこで投げても、いい形で終われればいいなと思います」と次の世代のことも考慮しての調整になりそうだ。それでも改めて「チームとしてやっぱり最後勝ちで終わりたいんで、あと1週間みんなで頑張って、いい形で終われるようにしっかり準備したい」と近大ユニホームでのラスト野球に花を添えるべく抜かりない準備を行う。