<セ・CSファイナルステージ:阪神0-2DeNA>◇第1戦◇14日◇甲子園
「2026 JERA クライマックスシリーズ セ」のファイナルステージ第1戦が14日、甲子園で行われ、リーグ連覇を果たした阪神が本拠地で完封負けを喫した。先発の村上頌樹投手(28)が6回3安打2失点を喫し、打線はDeNA先発平良を前に苦戦。4番佐藤輝明内野手(27)が負傷交代する不安なアクシデントもあった。アドバンテージを入れてこれで1勝1敗。リーグ優勝したCSで初戦の黒星は初めてだが、切り替えてここから3連勝を目指す。
◇ ◇ ◇
リーグ連覇を果たした猛虎打線が一転、沈黙した。藤川球児監督(46)は「チャンスのところで1本出なかったというところ。もう明日に切り替えるというところですね」と潔く受け止め、第2戦へ目を向けた。
レギュラーシーズンの難敵がこの日も立ちはだかった。DeNA先発平良を前に、6回途中まで3安打無得点。今季5度の対戦で2勝1敗、防御率1・91の右腕に快投を許した。6回には2死一、二塁の好機をつくるも、左腕岩田に対して代打木浪が空振り三振。8回は浜地に3者凡退と「元虎コンビ」にも抑え込まれた。
頼みの4番佐藤輝明内野手(27)も、平良を相手に3打数無安打。リーグ戦で13打数無安打7三振を喫した苦戦は続き、終盤には心配なアクシデントもあった。
8回の打席で初球をファウルした際、自打球が左ひざに当たり、さらに右のくるぶし付近に直撃。トレーナーが一塁側ベンチを飛び出し、足の状態を確認。佐藤はそのまま打席に立ったが、中飛に倒れた。一塁ベースまで走ったあと、両足を気にするそぶりを見せながらベンチへ戻り、9回の守備から交代した。
佐藤は「明日しっかり出られるように調整します」と話し、試合中にクラブハウスへ。試合後、藤川監督は「ドクターのチェック中です。自打球ではないです」と説明。「元々、あった症状だけれども、今日さらに強く症状が出たというところでは、報告を受けています」と続けた。
三冠王がコンディション不良で不在となれば大きすぎる痛手なだけに、軽症であることを願うしかない。1勝1敗となったが、ここから再び一丸で3連勝するだけだ。【磯綾乃】