【阪神】来季3年目の藤川監督 選手に「爆発しろ」指令!例として名前を挙げたのは…

オーナーへ今シーズンの報告を行い記者会見する阪神藤川球児監督(撮影・加藤哉)

3連覇、悲願の日本一へ「ポテンシャル爆発」指令だ。阪神藤川球児監督(46)が18日、大阪市内の阪神電鉄本社で秦雅夫オーナー(69)にシーズン終了の報告を行った。

就任2年目の今季は、前日17日にCSファイナルステージで敗退も、2リーグ制後球団初のリーグ連覇を達成。3年目の来季へ向けて、選手たちに大きな成長を課しながら、チームを1度壊して、さらに強い集団を作り上げることを誓った。

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敗戦から一夜明けて、藤川監督の表情はすがすがしかった。「やっぱりチームを背負う立場ですからね。引きずっててはいけないのかなと」。日本一には届かなかったが、リーグ連覇の偉業は色あせない。一夜で切り替え、すぐに次のシーズンを見据えた。

成熟したベテラン、中堅、そして可能性を秘める若手へ、大号令をかけた。

「選手たちには爆発しろと。たまっているものを爆発しろと。今年は高橋が爆発しました。昨年より成績が出ているんだけど、うまくいかなかったと思っている選手も多いので、これは大きなチャンスです」

例として名前を挙げたのは、開幕投手を務めた右腕だ。「実際に村上とかは2024年に近いですよね。数字はいいんだけど、勝ち星がついてこなかった。冗談っぽく(野手に)打ってよーって言っていたけど、そうじゃないものは、シーズン中は言わなかったけどあるので。エースとして必要なところ」。今季は最優秀防御率に輝くも10勝9敗。貯金1にとどまった。

「本人も分かっているけど。やっぱりやれることは結構明白で、才木含めてね」。高橋、村上とともに先発3本柱として腕を振った才木浩人投手(27)も今季10勝5敗、と直近2年から勝ち星を減らした。そんな今季の悔しさと才能を「爆発」させれば、もっと大きな結果がついてくるはず。それがチーム力アップに自然とつながってくる。

今季は若手にも積極的にチャンスを与えたが、今オフは新外国人やFAも含め、より幅広く補強を行う方針。「決まっているメンバーでやるというより、一度壊して、さらに今年より壊れると思います。来年1年、監督を背負うということは、また新たなメンバーでやるということですから」。サバイバルについても大号令。3連覇、日本一、早くも戦いのゴングが鳴った。【磯綾乃】