ソフトバンク山本祐大捕手(28)が、古巣DeNAと対戦する日本シリーズに心を躍らせた。「交流戦では戦えなかったので、すごく楽しみです」。5月に移籍も6月の交流戦は直前の中日戦で左有鉤(ゆうこう)骨を疲労骨折し、出場できなかった。
17日のセCSファイナル第4戦は中継を観戦。「ゆっくり見ていました。本来強いチームなので、すごく集中力高く1試合1試合行っているなというイメージ」と勢いに乗る古巣の戦いを目に焼き付けた。
「日本シリーズが決まる前から(牧)秀悟ともご飯行きましたし、佐野さんと秀悟は、よく連絡を取っているかなと思います」と友情は続いているが、勝負となれば別だ。「(対戦相手のDeNAに)深い感情はない」ときっぱり。交流戦でベンチから敗戦を見届けた6月5日の試合後も「普通にムカつきますね。敵なので。自分が出て抑えたかった」と話していた。
今度は日本シリーズで自分がマスクをかぶって抑える。24年DeNAの時も右尺骨骨折のため出場できなかった。プロ9年目で初めての大舞台だ。CSファイナルステージでも3戦すべてスタメンマスクでフル出場している。
小久保裕紀監督(55)も「相手を知っているというのもある。交流戦も出してやりたかった。初戦の雰囲気が楽しみ」と期待が大きい。山本祐も「何とか最後まで今年は戦い抜けるようにはとは思います」。古巣を破り、タカを日本一へ導く。【石橋隆雄】