ドラフト上位候補の関大・米沢友翔「1位でいきたい。プロで活躍する姿を見せて両親に恩返し」

ドラフト前最後の合同取材を受ける関大・米沢友翔(撮影・佐藤妙月) 2026年10月19日、関西大学千里山キャンパス

支えてくれた家族へ吉報を届ける。ドラフト上位候補の関大・米沢友翔投手(4年=金沢)は「一番はプロの世界で活躍する姿っていうのを見せて、両親にたくさん恩返しをしたい」と、真っすぐな瞳で22日に迫るドラフトにかける思いを語った。

けがもあり、大学では4年生で初めて年間を通して投げ抜いた。思うようにいかず苦しんできたが、一番つらかった時期は「震災当時」。24年元旦に能登半島地震が発生。石川県珠洲市に帰省中だった米沢も被災した。「地元がどうしても心配でなかなか野球に身が入らない時もあった」。直後の春季リーグ戦でけがをし、立て続けにショックな出来事が重なった。「大学で野球終えるしかないんかな」とまで考えた。

それでも家族は「野球を頑張ってこい」と大阪に送り出してくれた。二つ上の金丸夢斗(現中日)ら仲間たちのたくさんの声かけにも救われ、再び楽しく野球ができるようになった。運命の日には地元でパブリックビューイングも開催される。「ワクワクで迎えたいけど絶対緊張すると思うんで、どんな気持ちになるかは楽しみ」と笑顔をみせつつ「金丸さんと同じように1位で行きたい」。同じ背番号21左腕の“金丸2世”がプロへ羽ばたく時を待つ。【佐藤妙月】

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