日本ハムは20日、ベテランの中継ぎ右腕、福谷浩司投手(35)の退団を発表した。24年オフに中日からFA権を行使して加入も、移籍2年目の今季は12試合の登板で防御率4・26にとどまり、8月に球団から来季構想外を伝えられた。現役続行を希望しており、新天地でのプレーを模索する。
期待に応えられず、苦しんだ2年間だった。「チームの力になれたという実感は乏しく、非常に悔しいです。自分の力不足に、幾度となく罪悪感にさいなまれました」と、胸の内を明かした上で「最後の最後まで温かいご声援を送ってくださったファンの皆さまには、感謝の言葉しかありません。『ファイターズを選んで正解だった』と胸を張って言うことができます」と、新たな出会いに感謝した。
慶大から12年ドラフト1位で中日に入団。14年はセットアッパーでセ・リーグ最多の72試合に登板した。19年からは先発もこなし、20年には自己最多となる8勝をマーク。慶大理工学部にAO入試で合格した秀才で、研究熱心なことで知られる。
来季構想外を通達されてからは引退か、現役続行か迷ったという。自身の可能性を信じて、新たな1歩を踏み出す。