【西武】西川愛也がルーティンこだわり封印し原点フォームに 秋季練習も一番乗り&最後まで

秋季練習で新フォームにトライする西武西川(撮影・金子真仁)

秋は再始動の季節-。西武の西川愛也外野手(27)が新しいフォームに着手し、スイングを重ねている。20日、21日と秋季練習に2日連続で一番早く姿を見せ、最後までバットを振り込んでいる。

「今はいろいろ試している段階で。ここから数値を測ったりして、コーチやスタッフの方々と話していけたらっていう感じですね」と話す。打席へ入る前、入った後、花咲徳栄(埼玉)時代から続けるルーティンの動きもあったが、ここで一度リセットする選択肢を決断した。

「今は本当にシンプルに。誰をモデルにしているとかもなくて、いろいろなことをそぎ落としたら、こうなっている感じで」

教科書通り、といったようなフォームで構え、教科書のように振り下ろす。左腕や左脇の使い方も考えながら。「例えば、栗山さんってこう入って行くじゃないですか」。身ぶり手ぶりで示す。「これまでのフォームは感覚にはまりやすいんですけど、波が大きくなりやすいのもあって。いま試しているフォームの方が力自体は伝わりやすいです」と自身に言い聞かせるように話す。

ゴールデングラブ賞獲得など飛躍した25年シーズンから一転、今季はレギュラーの座から外れた。打率2割2分6厘と打てなかったことが全て。そのオフに、改造に乗り出す。

「プロのキャリアで、9年間で通算で見ても大した成績を残せていないので。去年は少しは打てましたけど、2割6分台で。首位打者とか3割とかじゃないですし。僕の感覚にこだわってるだけじゃたどり着けないところもあるんじゃないかと思って」

だから着手した。

「もう27歳で、ほんと、来年はプロ10年目です」

充実の30代へつなげられるか。覚悟を決めてやり抜く。【金子真仁】