【ドラフト】青学大・渡部海、恩師の智弁和歌山・中谷仁監督がエール「打てるキャッチャーに」

智弁和歌山・中谷仁監督(2026年10月撮影)

「プロ野球ドラフト会議 supported byリポビタンD」が22日、午後4時50分から行われる。

   ◇   ◇   ◇

青学大・渡部海(4年)の智弁和歌山の恩師、中谷仁監督(47)は「失敗や敗戦の後に、絶対強くなって帰ってくる子でした」と回想した。2年春から正捕手としてマスクをかぶりその夏は全国制覇。しかし、新チームの秋は結果を残せず。夏も甲子園に出場し連覇を期待されるも初戦敗退。高校日本代表にも選ばれたが、U18W杯では正捕手はDeNA松尾汐恩。渡部は三塁として起用された。中谷監督は、その後の渡部の姿を今でも覚えている。「よほど悔しかったんでしょう。残ってウェートをしたり、現役選手たちよりも練習していた。周りに流されることなく頑張り続けられるのが渡部なんです」。

だから渡部の大学4年間を見ると期待せずにはいられない。「大学では入学からずっとリーグ優勝も今年は春も秋も逃した。きっとこの悔しさをもってパワーアップしてプロ入りするんじゃないでしょうか」。負けから学ぶ。渡部らしい。

明るい性格で笑顔で包み込む器の大きさ。“正確に早く強く”と指導した高い技術。「プロで活躍しようと思ったら打てるキャッチャーにならないとダメだよ」と、言い続け将来の道筋も作った。「地に足をつけ、現在地を理解して進んでいける教え子。活躍を楽しみにしています」とエールを送った。【保坂淑子】