DeNA佐野恵太外野手(31)がソフトバンク山本祐大捕手(28)との“再会”を心待ちにした。「こうやって日本シリーズで対戦することができればと思っていた。そういうかたちが現実になって楽しみです」。佐野は16年、山本祐は17年に、ともにドラフト9位で入団。自主トレでも一緒に汗を流してきた。6月の交流戦は山本祐が左有鉤(ゆうこう)骨の疲労骨折で欠場。弟のようにかわいがってきた存在との“初対決”が日本シリーズで実現する。
もちろん、グラウンドでは真剣勝負だ。「裏をかいてこようとするならば、僕がそのさらに裏をいけるようにしたい」とニヤリ。よく知る相手との対戦を楽しみにしながらも、続けて言った。「勝負事なので。試合の勝利をたぐり寄せられるような打席を送りたいなと思います」。2年ぶりの日本一へ、静かに闘志を燃やした。
チームは史上初となる無傷の6連勝でCSを突破。佐野も「クライマックスシリーズの緊張感のある中で、接戦をものにしながら勝ってこられた」と手応えをにじませる。リーグ3位から短期決戦を勝ち上がってきた自信も胸に、パ・リーグ3連覇のソフトバンクに真っ向勝負を挑む。【山本佳央】