【西武】ドラ1亜大・川尻啓人「日本人最速165キロ超えを」高校時代141→158キロに進化

西武西口文也監督に肩を抱かれるドラフト1位の亜大・川尻啓人(撮影・鈴木正人)

<プロ野球ドラフト会議>◇22日

肩に手を置かれ、表情がこわばった。西武からドラフト1位で亜大・川尻啓人投手(21)が指名されてから2時間半後、西口文也監督(54)から即日指名あいさつを受けた。隣に並んで緊張感を漂わせながらも、「テレビやYouTubeでみるよりでかいなと」と素直な印象を口にした。

最速158キロを誇る大型右腕で、13日の東都大学リーグ国学院大戦(神宮)でノーヒットノーランを達成。西口監督は「今年ナンバーワンの剛球投手。ずっと(他球団が)名前呼ぶなよと思いながらドキドキしてました」と単独指名成功に上機嫌だった。

特徴も武器も「分かっていても打てないストレート」と繰り返す。「ストレートを4年間で伸ばしていこうって決めてた。ストレートに対してのプライドはあります」とこだわりを貫く。大学入学時から食トレ、睡眠、ウエートトレーニングを繰り返して体重を20キロ増やした。比例するように高岡商時代には最速141キロ止まりだった直球は158キロまで上昇。「いずれは日本人最速の165キロを超えるようなボールを投げられたら」とドジャース大谷や佐々木を超えるスピード界の頂点を目指していく。

もちろん目指すのは球速だけではない。「最初は先発を狙うつもり。でもチーム状況によってはやっぱ中継ぎとか抑えに回ることはあると思いますが、任されたとこをやるだけ」とチームのピースになることを強調。大型右腕がプロの舞台でも自信たっぷりのストレートに磨きをかけていく。【小早川宗一郎】

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