【ドラフト】阪神藤川監督「戦力層広げていく」すべて大卒社会人 次代担う金の卵たちとV3狙う

榊原七斗を1位指名し笑顔で会見する阪神藤川球児監督(撮影・黒川智章)

<プロ野球ドラフト会議>◇22日

阪神藤川球児監督(46)は、次代を担う金の卵たちと3連覇を目指す。24年は関大・金丸を4球団競合、昨年は創価大・立石を3球団競合で指名してきたが、今年は明大・榊原を一本釣り。「名字の中に阪神の神が入っていましたから、縁があるんじゃないかなと(笑い)。それは冗談ですけどね」と喜んだ。

当日まで他の候補と悩んだが、決め手は阪神の戦い方にフィットすること。「甲子園という広い球場を本拠地にして、その中で榊原選手の動きを見た時に、長くタイガースで活躍できる可能性が非常に高い。競合を避けたわけではなくて、一番ほしい選手が榊原選手だった。純粋に」。走攻守そろい、あこがれは近本とまさに「ポスト近本」だ。「やっぱりドラフト1位ですから。現状で競えないと思う選手を指名することはありません」と即戦力として大きな期待を寄せた。

2、3位は連続で大卒投手を指名。「ローテーションを守れた投手が今シーズンに限っては村上、才木を中心に高橋、この3枚が回りながらというところでは、切磋琢磨(せっさたくま)していかないといけないというところ」。7位まですべて大卒社会人で、高校生は指名せず。今の戦力の刺激となり、そしてすぐ次の世代の主力となりうる候補をそろえた。

「一つのポジションではなくて戦力層を広げていくというところ。誰かが故障してしまった時のもう次の一手がないと、ということが球団の課題でありましたので、そのポイントをドラフトに生かした形になると思います」。穴を埋める計画的なドラフトとなった。【磯綾乃】

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