【巨人】井上温大が松井新監督の“初陣”開幕投手意欲 父がゴジラ伝説目撃「すごい巡り合わせ」

巨人対DeNA 1回表DeNA2死、エンカーナシオンの打球を泉口友汰の好守で遊ゴロに仕留め拍手する井上温大(撮影・浅見桂子)

“ゴジラ初陣”のマウンドをふんわりと思い描く。

巨人井上温大投手(25)が松井秀喜新監督(52)政権での初戦となる、来季の開幕戦を見据えた。今季はチーム2位の10勝(8敗)を挙げ、防御率2・02をマーク。「(開幕ローテの)6枚に入って、結果的にそれが開幕投手になったらすごいことですし、光栄なこと」と意欲をにじませつつ「6人に入る方が難しいので、そこを目指したい」と地に足をつけた。

25年は自身初の開幕ローテ入りも、今季はケガの影響で2軍スタート。それでも自身初の規定投球回到達に2ケタ勝利と充実したシーズンを送った。「規定投球回と2ケタ(勝利)を何年も続けるのが大事」と開幕投手の先に、継続的な貢献をゴールに設定した。

“ゴジラ伝説”は父・典之さんから何度も何度も聞かされてきた。松井新監督と同学年の父は92年夏、今も語り継がれる星稜対明徳義塾での5打席連続敬遠を甲子園で見届けた。父が目撃した歴史の張本人との共闘に「まだ始まってもないので実感がわかないんですけど、確かにすごい巡り合わせ」と目を輝かせた。父が語り継いできた“ゴジラ伝説”。今度はその息子が、松井監督の初陣を彩る存在になるかもしれない。【小早川宗一郎】

◆来季の巨人の開幕投手候補 ルーキーながら今季の開幕投手を務めてチーム最多11勝を挙げた竹丸と同2位の10勝を挙げ、CS開幕投手を任された井上が筆頭候補。今季は負傷の影響などで苦しんだ山崎、戸郷もコンディションが整えば実力は文句なし。開幕ローテ争いはここに経験豊富な小笠原、田中将、則本、若手の西舘や助っ人投手陣が食い込んでくるとみられる。