<日本シリーズ:ソフトバンク2-1DeNA>◇第3戦◇27日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンク正木智也外野手(26)が人生初のサヨナラ弾で、史上初となる日本シリーズ3試合連続の延長戦に終止符を打った。
若き主砲が一振りで試合を決めた。同点の延長10回。2ボールからDeNAルイーズが投じた真ん中低めツーシームを左翼テラス席に突き刺した。
「入らないと思って。絶対に二塁行かないとと思って走ってたんで。入ってびっくりしましたし、(喜びを)ほんとに味わえなかったというか、二塁回って三塁の間ぐらいでサヨナラホームランかと思って。ホームラン全く狙ってなくて、もうほんと次のバッターにつなげて出塁することだけ考えてたんで。『あっ! サヨナラホームランだ』と思ったのは二塁との三塁の間ぐらいでした」
チームは3連勝で日本一に王手をかけた。「もちろん(DeNAが)1勝したら勢い乗ってくると思いますし、ほんとこの3試合ともどっちが勝つかわからないような試合だったんで。それを勝てたのはほんとに良かった。明日以降もほんとに絶対苦しい試合になりますけど、そこで打てるような選手になりたいなと思います」と力を込めた。
▽ソフトバンク川村(同学年正木のサヨナラ本塁打に)「あそこで打つのはエグい。本塁での輪の中で、僕、結構目の前で拍手して迎えていましたよ。(正木の)目線に入ったんですけど…」
▼ソフトバンクが3連勝で王手をかけた。シリーズで無傷の3連勝は20年ソフトバンク以来21度目。過去20度のうち優勝17度でV確率85%だが、V逸した58年巨人、86年広島、89年近鉄は本拠地スタート。今回のように敵地スタートで3連勝は過去8度すべて優勝している。これでソフトバンクは昨年のシリーズ<2>戦からポストシーズン10連勝。ポストシーズンの2桁連勝は75~76年阪急10連勝、19~22年ソフトバンク18連勝に次いで3度目。