<日本シリーズ:ソフトバンク2-1DeNA>◇第3戦◇27日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンクがシリーズ史上初となった第1戦からの3試合連続延長戦を、劇的につかんだ。2連勝で迎えた「SMBC日本シリーズ2026」の第3戦。本拠地みずほペイペイドームに戻ると、9回2死から牧原大成内野手(34)が同点打を放ち、延長10回1死で正木智也外野手(26)がサヨナラソロ本塁打を放った。2年連続13度目の日本一へ、あと1勝だ。
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ソフトバンクが正木の人生初のサヨナラ弾で王手をかけた。延長10回1死走者なし、DeNAルイーズの152キロを左翼ホームランテラスへ。「けっこう(バットの)先っぽだったので、フェンス直撃かなと、絶対に二塁に行かないとと思って走っていたので、入ってびっくりした。ダイヤモンド1周している時、もうちょっと喜びたかった」と笑った。
日本ハムとのCSファイナル第2戦の第2打席で左翼フェンス直撃の二塁打を放った後、ベンチ裏で近藤から声をかけられた。「アドバイスもらって練習方法を変えて。バットのヘッドを効かす打撃を意識して。そのおかげで入ったのかなと」。正木自身が取り組んでいるドリルのさらに上級編をやるように言われた。近藤が正木を認めている証拠だった。「体の回転とバットの出が合ってなかったのが合い出したって感じですね」と説明した。
日本シリーズ第2戦では21年ドラフト同期で同学年の川村が延長10回に決勝弾。自身は3回に先制ソロを放った。「僕とアベックホームランも多分、初めて。自分の本塁打よりうれしかった。今日は川村が喜んでいたのか見ていないけど、喜んでいてほしいなと思います」と仲良しとの活躍を喜んだ。
横浜で連勝し、この日負ければ24年と同じ流れになるところだった。「1勝したらベイスターズは勢いに乗ってくる。3試合ともどっちが勝つか分からない試合で勝てたのはよかった」。粘り腰で歴史は繰り返さなかった。ソフトバンクはCSファイナルから無傷の6連勝。2年連続日本一まであと1勝。小久保監督はお立ち台でファンに向かって「とにかくあと一つ勝つだけです。頑張ります」と力を込めた。【石橋隆雄】
▼ソフトバンクが3連勝で王手をかけた。シリーズで無傷の3連勝は20年ソフトバンク以来21度目。過去20度のうち優勝17度でV確率85%だが、V逸した58年巨人、86年広島、89年近鉄は本拠地スタート。今回のように敵地スタートで3連勝は過去8度すべて優勝している。これでソフトバンクは昨年のシリーズ<2>戦からポストシーズン10連勝。ポストシーズンの2桁連勝は75~76年阪急10連勝、19~22年ソフトバンク18連勝に次いで3度目。