【DeNA】悪夢4連敗で幕 相川監督「選手の差ではない。小久保監督と私の差」敗戦の責任負う

ソフトバンク対DeNA 日本シリーズで敗れ、ソフトバンク小久保裕紀監督(左)と握手を交わすDeNA相川亮二監督(撮影・岩下翔太)

<日本シリーズ:ソフトバンク4-2DeNA>◇第4戦◇28日◇みずほペイペイドーム

DeNAが、王者ソフトバンクに悪夢の4連敗で2年ぶりの日本シリーズ制覇を逃し、今季の戦いが幕を閉じた。1試合の最大得点差は2点で、1点差が2試合。4試合ともに緊迫した僅差(きんさ)の試合だったが、あと1本、あと1点が遠かった。相川亮二監督(50)は「僕は選手の差ではないと思います。小久保監督と私の差が出てしまった」と敗戦の責任を背負った。

重苦しい雰囲気が、ゲームを重くさせた。2点リードの4回2死二塁、栗原に対し、申告敬遠を選択。2死一、二塁となり、元チームメートの山本祐に右翼線への同点2点適時三塁打を浴びた。今季、40本塁打の栗原の1発を警戒した采配は裏目に。柳田にも勝ち越しの適時打を許し、試合の流れを奪われた。

貯金2の3位からCSを突破し、日本シリーズに進出したが、満身創痍(そうい)だった。野手ではエンカーナシオンが故障で離脱。宮崎がコンディション不良で第1戦から2試合連続でベンチスタート。CSファーストSから登板過多の守護神レイノルズは不調に陥り、セットアッパーの浜地はコンディション不良で第2戦から3試合連続で欠場した。

就任1年目の相川監督は「戦力の最大化」を掲げ、日本シリーズでも若手を積極的に起用した。野手では4年目の松尾、トレード加入の井上朋、ルーキー成瀬らをスタメン起用し、リリーフではルーキー片山、深沢、若松らに経験を積ませた。来季は29年ぶりのリーグ優勝、日本一を目指し、再スタートを切る。

▽DeNA牧(日本シリーズ4連敗での敗退に)「1勝もできないのは、何かチームの中に足りないものが確実にある。野球人生の中でも上位に入るくらい悔しい思い」

▽DeNA佐野(日本シリーズ4試合で18打数5安打)「牧の後ろを打つ打者として、本当に情けない。悔しい思いです」

▽DeNA度会(日本シリーズ全4試合に1番で出場)「チームとしても個人としても、悔しい日本シリーズになりました。来年またこの舞台に帰ってくるために、優勝できるように頑張りたいと思います」

▽DeNA松尾(2試合でスタメン出場も、日本シリーズ4連敗に)「本当に悔しい気持ちが強いですし、1つを取る難しさを感じたので、来年に向けて、いい糧にしたいです」

▽DeNA南場オーナー(日本シリーズ4連敗に)「日本のてっぺんのチームと実力的にわずかでも、そこの部分は差があったのかなと思います。勝ち切る地力を身につけて、またここに堂々と、今度はリーグ優勝からこのシリーズに戻ってきたいなと思います」

【DeNA】悪夢の4連敗で終戦…CS無傷6連勝も日本一届かず ソフトバンクの厚い壁に屈する